東京都と埼玉県の境目近くの狭山丘陵南部に広がる狭山湖(多摩湖)。
もともとは「村山貯水池」と呼ばれる人工湖で、当時の東京市の人口増加に応じた水源確保を目的に昭和2年に竣工された。
その多摩湖の堰堤上が遊歩道になっており、森林に囲まれた多摩湖を眺めることができるが、日没になるとまるで絵画のような風景が広がる。
天気が良い日には富士山が現れるので、堤防上ではその光景を撮る姿でいっぱいになる。
羽田空港には国内線第一ターミナル、同第二ターミナル、そして国際線第三ターミナルがあり、それぞれに展望デッキがある。
前2回取り上げたのはいずれも国内線第一ターミナルの6階にある展望デッキからの眺望だが、実はそこからさらに上に上ることができる。
そこは「ガリバーデッキ」と呼ばれる展望デッキで、前述の富士山や工場夜景は勿論だが、東京都心の風景も望むことができ、360度の眺望が楽しめる。
但し、6階の展望デッキとは対照的に照明が暗いので、足元に注意したい。
とはいえ、それを差し引いてもお勧めの夜景スポットなのは間違いない。
冒頭の東京タワーのみならず、羽田から遠く離れているスカイツリーもこのように望める。
ここでは望遠レンズに切り替えて撮影。
「ガリバーデッキ」がお勧めなところは、東京湾方面を望める点で、その点は6階の展望デッキでは叶わない。
遠くゲートブリッジのライトアップが見られる。
フットライトでいい雰囲気を演出する6階の展望デッキも悪くはないが、夜景を360度にわたって見られる点では屋上の「ガリバーデッキ」が断然Jお勧めだ。
第一ターミナルからの工場夜景、富士山👇👇👇
sunset-andscape.hatenadiary.jp
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築地大橋を撮りに行った帰りに築地本願寺の前を通ったらライトアップされていたので、ついでながら撮影。
もともとは江戸時代に浅草近くで創建された西本願寺の別院だったが、明暦の大火で焼失してしてしまい、徳川幕府によって再建が許可された場所が現在の場所。
それまでは海だったのを埋め立てて(これが「築地」の地名の由来になっている)、本堂の正面を南側に向ける形で再建された。
本堂の前が門前町として発展したが、これが現在の築地場外市場の原型といえる。
現在の本堂は昭和9年竣工、関東大震災で前の本堂が焼失してしまい、再建の際に耐火性を重視して鉄筋コンクリート造りとしたものである。
多くの有名人の葬儀会場にもなっていることで有名だが、境内はもちろん本堂にも自由に出入りできる。
古代インドなどアジアの仏教建築をモチーフにし、本堂入口のステンドグラスや、設計者の趣味ともいえる動物とも妖怪ともとれる彫刻など見るべきところが多い。
撮影日時: | 2024:11:22 18:16:41 |
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ISO感度: | 200 |
露出時間: | 5 (5/1) 秒 |
露光補正値: | 0 EV |
絞り: | f/13 |
焦点距離: | 16 mm |