東海道や中山道など五街道の起点として架けられた日本橋。
現在も全国の国道の起点として、「日本国道路原標」が橋の真ん中に埋め込められている(レプリカが南詰の脇にある)。
現在の橋は明治44年にできた石造り二連アーチ橋で、国重要文化財の指定を受けている。
日没になると暖色系の照明が灯され、橋脚のライトアップとともに荘厳な雰囲気を醸し出している。
日本橋の北詰と南詰それぞれの親柱には、照明灯とともに青銅製で当時の東京市章を手にした獅子の像が鎮座する。
橋柱の銘版にある「日本橋」の文字は、徳川幕府15代最後の将軍だった徳川慶喜の揮毫。
中央部の橋柱にシンメトリックに鎮座する二体の麒麟の像。
日本の道路の起点である日本橋から飛び立つイメージとして羽がついている。