錦糸町駅に降り立ち北口に出ると、ライトアップされたスカイツリーとともに、不思議な輪っかが現れる。
よく見ると大きな金色の勾玉が2つ、輪っかを作っている感じである。
ググってみると、これはカリフォルニア州オークランド出身のアーチストが作った「エコー(ECHO)」というモニュメントだという。
墨田区が昭和62年に「音楽都市」を目指した街づくりを宣言した際に、錦糸町駅前北口の再開発の一環として、平成9年に造られた。
二つの勾玉のようなオブジェは「ヘ音記号」をモチーフにしており、それを左右5本ずつのワイヤーで支えているのだが、そのワイヤーが五線譜に見立てられている。
錦糸町には「すみだトリフォニーホール」というコンサートホールがあり、小澤征爾が設立した「新日本フィルハーモニー交響曲団」の拠点にもなっている。