築地大橋を撮りに行った帰りに築地本願寺の前を通ったらライトアップされていたので、ついでながら撮影。
もともとは江戸時代に浅草近くで創建された西本願寺の別院だったが、明暦の大火で焼失してしてしまい、徳川幕府によって再建が許可された場所が現在の場所。
それまでは海だったのを埋め立てて(これが「築地」の地名の由来になっている)、本堂の正面を南側に向ける形で再建された。
本堂の前が門前町として発展したが、これが現在の築地場外市場の原型といえる。
現在の本堂は昭和9年竣工、関東大震災で前の本堂が焼失してしまい、再建の際に耐火性を重視して鉄筋コンクリート造りとしたものである。
多くの有名人の葬儀会場にもなっていることで有名だが、境内はもちろん本堂にも自由に出入りできる。
古代インドなどアジアの仏教建築をモチーフにし、本堂入口のステンドグラスや、設計者の趣味ともいえる動物とも妖怪ともとれる彫刻など見るべきところが多い。
撮影日時: | 2024:11:22 18:16:41 |
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ISO感度: | 200 |
露出時間: | 5 (5/1) 秒 |
露光補正値: | 0 EV |
絞り: | f/13 |
焦点距離: | 16 mm |